ウソばっかり?ホントばっかり?

ボイストレーニングについて調べていると、
本当にたくさんの情報で溢れているなと感じます。
同じように感じておられる方は多いのではないでしょうか?
そんな中で、人は『どの方法が正しいのか?』
という事ばかりに目線を向けてしまいますが、
これは非常に難しい事なんです。
ナゼかと言うと、“正しい方法がもとから一つじゃない”からです。
正しいものがいくつかあり、それ同士が正反対の事を言っている時も
あるのです。
それに加えて、“ウソ”も紛れ込んでいます。
だから『どの方法が正しいのか?』を見抜くのが難しいんですね。
どういう事かというと、《歌唱法》というのは
もともと『民族、人種にあった、一番歌いやすい方法』
というのを探って、成長してきたからです。
たとえば、アメリカ人やロシア人などの体格が大きい民族は、
その特徴を活かして歌唱法を生み出してきました。
それに対して、イタリア人やフランス人などの体格が比較的小さい民族は、
『バランスを取りながら』という事を考えつつ歌唱法を生み出してきました。
他にもその土地の特徴も関係しています。
石でできた建物が多く、乾燥している土地で生まれた歌唱法と、
木でできた建物が多く、湿っている土地で生まれた歌唱法・・・。
なんだか正反対になモノが生まれてしまいそうだと思いませんか?
このような事を考えていくと、
『全く逆の事を言っているけれど、どちらも正しい。』
というのは、十分に有り得るんですね。
同時に、
『逆の事が混ざってしまっている。』
というのは、正しくない可能性があると考えられます。
何が正しくて、何が間違っているのか?
これをしっかりと知ろうとする事はとても大切ですし、
それを正確に知ろうとするなら、理由までを求める必要があります。
更に、『正しいか正しくないか』を越えて大切なのは、
あなたの声にとって良いか、悪いかであり、
あなたの目指す声に近づけるのか、遠ざかるのか・・・
という部分なんです。
『多くの人が正しいと言っている事=本当に正しい事』
とは限りませんし、
『正反対の練習方法=間違った事』とも言い切れません。
同時に、
『正しい事=あなたにとって一番の方法』とも限らないのです。
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