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旋律的短音階(メロディックマイナースケール)
・・・長くなってきたのでページを変えました![]()
『長音階』『自然的短音階』『和声的短音階』ときて、
最後に登場するのはコチラ、
『旋律的短音階』(メロディックマイナースケール)
です。
ではさっそく音の並びを見てみましょう。
『旋律的短音階』(メロディックマイナースケール)では
ある音を基準に《全・半・全・全・全・全・半》という並びになります。
図で示すと下のようになります。
前のページで登場した『和声的短音階』(ハーモニックマイナースケール)
が“ソ”の音を半音上げたのに対して、こちらの音階では
“ソ”と更に“ファ”の音も半音上げていますね
楽譜にするとこのようになります。
先ほどと同じように“#”(シャープ)を使い、
「“ファ”と“ソ”を半音上げてね〜
」という事を楽譜に示しています。
・・・以上、3つの短音階(マイナースケール)をご紹介しました。
なぜ3種類の短音階があるのか?という理由については、
ここではなくコラムにて掲載予定にしています。
音階(スケール)を組み立てる!
今までの例に出てきた“ド”と“ラ”以外の音で音階を作ると
どんな風になるのか?気になる方はもうすでに紙とペンを用意して
自分で組み立て始めているかもしれません。
遅れをとらないよう、ここでもさっそく試してみましょう
では、“ファ”の音を主音とした長音階を考えていく事にします。
まずは主音が“ファ”の長音階なので、この音階は
『ヘ長調』(Fメジャースケール)という事になりますね
長音階は《全・全・半・全・全・全・半》に並べていく、という
ルールだったので、これに従って主音である“ファ”の音から
音を並べていくと・・・
・・・このようになります。
これで『ヘ長調』(Fメジャースケール)は出来上がりです。
上の図を見てみると、“シ”の音が『半音下がっている』事に
お気づきでしょうか?
『音の名前』のページで登場しましたが、『半音下げてネ
という、“♭”(フラット)という記号がありました。
その記号を駆使して、この音階を五線譜に示すとこのようになります。
これで、『“シ”の音を半音下げて下さいナ』という事を
楽譜に示す事ができました。
ここまで、ちょっと早いペースでダダダッとやりましたが、
完全に理解する必要はありません。
「あ〜、大体そんな事だろうと思った、まぁまぁ大丈夫でしょ。」
くらいで十分です
調号と臨時記号
ここで、新たに紹介するルールがある訳です。
ここはゆっくりいきましょう。
先程の図や楽譜を見てお分かりの通り、この『ヘ長調』が『ヘ長調』
である為には、常に“シ”の音が『半音下がった』状態、 でないと
いけないのです。
しかし上の楽譜のように、音符に直接フラットやシャープをつけると、
それは『臨時記号』と呼ばれるモノになってしまうのです。
『臨時記号』というのはその名の通り、あくまで「臨時」なので、
その記号の意味が有効になる範囲が決まっています。
『五線譜って?』のページで登場した“小節”を覚えているでしょうか?
『臨時記号』が有効になるのは、その記号が登場した“小節”の中だけ、
になってしまうんですね。
左の楽譜のように“シ”が出てくるたびに
記号を付けなくてはいけなくなるのです。
これは面倒ですね
これは意外に大変な作業になってしまいます。
ではどうするか?
最初に書いちゃえばいいんです(笑)
最初というのは、音部記号のすぐ右側です。それによって、
『この楽譜は全ての“シ”の音に対し、フラットが有効でござる。』
という意味を持たせる事ができるんですね。
この記号の事を『調号』と呼びます。
調号を付けると、先程の楽譜はこのようになります。
スッキリしましたね
さて・・・、ここで少し考えてみて下さい。
何かに気が付きませんか?
音階を組み立てて、調号を決める。という順番でやってきましたが、
という事は逆に、先に調号が決まっていれば・・・?
そう、音階が決まるのです
楽譜の最初に記される“♭”(フラット)や“#”(シャープ)には、
それぞれの音部記号によって、記される順番と位置が決まっていて、
『ト音記号』にフラット一つなら
“シ”(第三線)に記し
音階名は《ヘ長調》
二つなら
“シ”(第三線)と“ミ”(第四間)に記し
音階名は《変ロ長調》・・・・・・
という具合に、調号の数で音階は決まるんですね
でも、これを全て覚える必要はありません。
音楽と触れている内に、自然と身に付いていきます
さあ、随分と長くなりましたが、『音階』についてはとりあえず
このくらいにしておいて、次は『音の長さ』を見ていきましょう!
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