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 休符の名称



 音符が『音を出す時』を示していたのに対し、休符は『音を出さない時』
を示す時に使われます。

 この『音を出さない』というのも立派な演奏であり
音楽をより豊かにするためには欠かすことのできないものです。

 それでは、その休符の種類をみていきましょう

全休符  名称・・・全休符
 (この音の長さを基準とします。)
2分休符  名称・・・2分休符
 長さ・・・全休符の1/2 の長さ。
4分休符  名称・・・4分休符
 長さ・・・全休符の1/4 の長さ。
8分休符  名称・・・8分休符
 長さ・・・全休符の1/8 の長さ。
16分休符  名称・・・16分休符
 長さ・・・全休符の1/16 の長さ。
32分休符  名称・・・32分休符
 長さ・・・全休符の1/32 の長さ。

 上の表を見れば、すぐに『音符』と同じルールになっているのが
分かると思います。

 ただ“全休符”に関しては“全音符”の時と少し違ったルールがあります。
それは、『“全休符”が記されている小節は、その小節が丸ままお休み。
という事を示すために使われる事がほとんど、という点です。

 次は『付点〜』の付く休符をみていきます。
ルールは音符の時と同じなので、もう大丈夫と思っている方も
いるかもしれませんが・・・一応みてみましょう

付点全休符  名称・・・付点全休符
 長さ・・・全休符の1.5倍
の長さ。
付点2分休符  名称・・・付点2分休符
 長さ・・・2分休符の1.5倍 の長さ。
付点4分休符  名称・・・付点4分休符
 長さ・・・4分休符の1.5倍 の長さ。
付点8分休符  名称・・・付点8分休符
 長さ・・・8分休符の1.5倍 の長さ。
付点16分休符  名称・・・付点16分休符
 長さ・・・16分休符の1.5倍 の長さ。
付点32分休符  名称・・・付点32分休符
 長さ・・・32分休符の1.5倍 の長さ。

 音符の時と変わったルールは特にありませんでした(笑)
やはり名前に『付点〜』が付き、長さは元の『1.5倍』です。

 ただ、“全休符”が『その小節が丸まま休み』という意味で使われる
楽譜に於いて“付点全休符”が出てくる事はほとんどありません。

 少なくとも、私の経験で“付点全休符”を見たのはほんの数える程度しか
ありませんでした

 これは、“全休符”を1.5倍の長さにして“付点全休符”にしても、
“全休符”自体が『その小節が丸まま休み』という意味を持つ場合が多いので、
それより長く休む記号を使う必要がないからだと思います。

 

 連符に入る休符



 『音符』のページで、少しややこしかった“連符”のしくみを書きましたが、
それさえ分かってしまえば、“連符”の中に入れる休符は
ビックリするくらい簡単です

 例えば、8分音符でできている連符の中には“8分休符
16分音符でできている連符の中には“16分休符”を
休む所に入れてしまえばそれで終了です

  “8分音符”で作られた連符には“8分休符”

 “16分音符”で作られた連符には“16分休符”

 簡単ですね


基準になる音の長さは?



 さて、ここまで音を『出す時の長さ』と『出さない時の長さ』を
どのような種類の音符、休符を使って表せばいいのかをみてきました。

 何度も書いてきていますが、全部を丸暗記する必要はありません。
音楽を続けているうちに自然と身に付くモノだと思いますし、
ルールを決めている理屈、理由・・・例えば音は、全、2分、4分、8分と
なるに従ってどんどん半分の長さになる
、チョンが付いて付点〜になると、
元の長さの1.5倍
等をポワ〜ンと頭に残しておけば、
ゆっくり考えて理解する事はできます。

 大切なのは、何度も触れて慣れる事です


 ではここで、『“全音符”の長さを決めるには?』という事を考えてみます。
さっきから丸暗記はしないでいいとか、ルールをそれなりに頭に入れて・・・
とか言ってるけど、肝心の“基準の長さ”が分からんではないか!!
・・・っとお思いの方、ハイ、おっしゃる通りです

 『音の長さを知る』の《音符の名称》で、全音符の説明に、
(この音の長さを基準とします。)と書きました。

 基準と言っても、具体的にはどれだけの長さになるのでしょうか?
それに、この長さが決まらないと他の音符の長さも決まりません。

 それを知るためには、拍と拍子についてみていく必要があります。

 次からは、音楽に躍動感を与える大切な要素である、
“拍”(ビート)“拍子”について書いていきます


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