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 『情報商材』(2008.8.30 日記より引用)

 情報商材とは何か?これについて、もっと説明をしていくべきじゃないのか?
そんな私の疑問から、まずはそのテーマで日記に書いたのですが、
それをそのまま引用させて頂くことにしました。

 日記は、“日記”という名の下、敬語も丁寧語もお構いなしに書いておりますので、
その点はどうぞご容赦下さい・・・。

 

“情報商材”なるものをみなさんご存知やろうか?
最近メディアなどに注目されてきているから、知っている人は多いと思う。

この情報商材というヤツ、何ともまぁ評判が悪い。
情報商材から連想するのが日経225先物取引やFXといったマネーゲームや、
パチンコや競馬といったギャンブルで勝つための方法。
そういった情報商材は、必ずと言っていいほど「これであなたもお金持ちに!うほほ〜い」
といった文言を垂れている。ここが評判を悪くする原因やと思う。

やっぱり人間、楽して稼げるという事に対して強く警戒する。
悪い事してんじゃないの?なんか金を払わされるんじゃね〜か?と疑ったり、
楽して稼ぐ事そのものが『悪』という印象があるんやろな。
これは仕方が無い。実際そういう不届き者はおる。

そこへ、何と読売新聞が『情報商材は悪ぢゃ、よろしくないわよ。』
といった印象を抱かせるような記事を掲載してしもうた。こりゃかなわん。
日本の4大紙である読売新聞がそんなこと書いたら、
みんな「あ〜、やっぱりか。」って思うやないか。なんちゅう事をしてくれるのかね。

今、まさにその“情報商材”を作成している僕は、これに大変悩まされている。困ってます。
そこで、今日は情報商材って何やねん?という部分から“評判を下げている諸悪の根源”まで、
自身の営業と宣伝を兼ねて書いていこうと思う。
かなり長いです。トイレを済ませてからお読みになって下さい。


そもそも“情報商材”とは何か?
これは、僕のような一般人が、自分の持っている知識や情報を
PDFファイルなどにまとめて販売するというものや。
だから、内容には色んなものがある。犬のしつけ、主婦の方が編み出した
節約術といったものから、専門の技術を必要とするものまで、様々。
僕が作成している情報商材の内容は、ボイストレーニング。
音楽教育の世界って、偽情報が溢れているものですから。
僕の商材についてはまた別の機会に書こうと思う。

さて、ここでちょっと質問。
「おいら、自費出版で本を出すねん。」
「おいら、自費出版(情報商材は当たり前やけど)で教材出すねん。」
どちらの印象が良いだろう?当然、本でしょう。
ところがこの本と情報商材、何が違うのって媒体が違うだけである。
文字を紙に書いとるか、PDFファイルに書いとるか、ここだけ。

でも印象は大きく違う。そこには日本人特有の『善悪二元論』が大きく
横たわってるんじゃないかい。というのが僕の見解。
例えば、中国の農薬まみれの冷凍餃子事件。あの事件以降、
なぜか「冷凍食品は悪い!」になってしまっている。
冷凍食品は何でも悪い、冷凍食品だというだけで悪い。なんでか日本人はこうなりやすい。
中には情熱をもって冷凍食品を作っている会社だってあるでしょう。
でも、そんなのは“稀”と扱われ、「やっぱ冷凍食品っていいんじゃないの?」とはなかなかならない。

情報商材も、考え方の方向性は一緒。
「高いお金を払わされ、騙されただけやった!情報商材は悪い!」
こうなったが最後。全部ひっくるめて“悪”になる。
中にはすごいいいものもありますがな。精神病と戦う人の為に、
真剣に作成に取り組んでおられる方もいる。
しかし、そんなグレーゾーンに光を当てる事無く、結論を最初に決めてしまう。これは勿体無いですよ。
そもそもグレーゾーンに光を当てないで、何を判断するのか分からない。

この『善悪二元論』を頭から取り払う事から初めて頂きたいと切に願う。


買う側にも問題はあるが、当然売る側にも問題がある。
むしろ最初に問題を起こしたのはこっち。どこのどいつや、ほんまに。

まず、情報商材というのはとてつもなく値段が高い。
1万、2万は当たり前、中には10万を越すものさえある。
なんでこんなに高いのか?そこには『情報の価値を知らない日本人』の姿があると思う。

国家の安全などの軍事機密に関する極秘情報というのは、とてつもない値段で売れる。
100万、200万、もっとするかも。
だから情報ってのはとっても大切で、価値のある物なんだよ。
だから1万、2万くらいで貴重な情報が買えるんやから、安い方やないか〜い、ええやないか〜い。

こう言われると、情報の価値観に疎い日本人は「そうなのかも。」と思ってしまう。
しかし、情報商材などの情報と、スパイ活動による情報、この2つの情報には決定的な違いがある。
それは、『その情報を喉から手が出る程欲しいという人がいるかいないか。』って事と、
『情報を得る為のリスクがいかほどのモンか。』という2点。

ここで、また下手糞な例を挙げる。

めっちゃくちゃ欲しいゲームソフトがあったとしよう。
それが手に入るなら、お金に糸目は付けません。ナンボでも出しまっせ。
それくらい欲しいゲームソフトがあるとする。
しかし、神様は無情である。なんとすでに絶版。人気があったため中古品すら無い。
もう、人様のウチに忍び込んで盗む以外に手にする手段はない。
(普通は貸してもらうなどの方法を取るけど、ここでは考えない事にしちゃいます。)
しかししか〜し!自分で盗みに入るなんて無理!誰かに頼もう。

・・・こうしてそのゲームソフトを欲しいという彼は悪友を呼び、代わりに盗んでもらいました。
めでたしめでたし・・・とはいかない。
悪友はかなりのリスクを背負い、悪事を完遂した。これに対し、何にも報酬がないなんてのは有り得ない。
そんなことしたら、今晩から毎日、呪いの無言電話が彼を襲う事になる。
だから、本来のゲームソフトの価格にかなり上乗せした金額を彼に払い、礼をすべきなのである。

この“ゲームソフト”を“情報”に置き換えて欲しい。
これが、100万、200万の価値を持つ情報である。
では、一方の情報商材はどうか?
何がなんでも欲しいという人がいるかなんて分からないし、
そんな死ぬほどのリスクを背負った訳でもない。
そして、ここが重要なのだが、『広く知ってもらって、みんなの役に立てて欲しい。』
というのが“情報商材”のあるべき姿。

それなら、お手頃価格にしてやらにゃいかん。
しかし、実際にはえらく高い。しかも内容が価格と見合ってない事もある。

情報商材を扱う大手ウェブサイトで、『悪質な情報商材』という例えに
《禁煙法》なるものがあった。たとえではあるが、実際に似たようなものが
今でもあるらしい。

タバコが1箱1000円になったら、世話になるかもしれないこの商材。
内容はこう。

1、タバコを買う。
2、タバコの封を開ける。
3、タバコを手に取る。
4、タバコを口にくわえる。
5、タバコに火をつける。

この中のいずれかを止めれば、禁煙できちゃうよ、チャンチャン♪

・・・当たり前ぢゃーー!!
怒りも何も一瞬で飛び越えて笑ってしまった。この内容でお値段5000〜1万円。
《情報商材=悪》こうなってしまうのも、無理は無い。


随分、長くなってしまったが、こんな感じで《情報商材=悪》というイメージがすっかり定着してしまっている。
僕はこれに挑戦いたしますよ。世の中、本気で悪一色ってものは少ない。


最後にもう一つ、思う点がある。
善いか悪いかの判断は、やっぱり内容によりけりだと思うが、
情報商材の場合、“価格”が付くから、よけいに厳しく善悪の判断がされているように思う。
もちろん、お金を払って買ってもらうものだから、自信のある善いものを作るために
全力で取り組まなくてはならない。ここは当たり前として、
果たして“価格に見合う内容”だけを根拠にして善し悪しの判断をしてていいものかどうか?

ブログというのは、一般人が参加できるという点で情報商材と共通している。
ところが、ブログの中には『読んで為になるモノ』、つまり
「あ〜、読んで良かった!為になったわ!」
「めっちゃ大笑いした、楽しかった〜」というモノもあれば、
『今日はしんどい、もう寝る。』だとか『なんか政治ってダメよね。』といった
「お前さん、だからナンなの、どうしたの!?」という内容の薄いものもある。

しかし、その内容の良し悪しを根拠に『ブログ=悪』・・・とはいかないまでも、
『ブログ=なんか良くない。』とはならない。
理由は一つ、金銭的な損失を被る事がないからや。

ネットは世間、日本中、世界に大公開されている。
そこに無価値なもんを垂れ流しててええのんかいな?
ネットにはそういった、モラルと言うか、信念が欠けている。
友人が口を酸っぱくして言っている言葉を借りるなら、“義”が無い。

そんなネットの世界で、悪い事して一儲けしてやろう。という
不届きな者が表れるのは当然と言えば当然とは思わないかしら?
何が言いたいのか分からないブログに『喝!!』とやってやれる者が
もうちょっと多くいたらいいのになぁ、と思う。

内容の無い、無価値なものを発表するのは、たとえブログであれちょっと止めとこ。
そんなモラルができないと、多分、悪い情報商材が減る事は無し、
作ろうと企てるヤツも、増えこそすれ減る事は無い。

そういったヤツらのせいで、本当にいいものが“悪”というレッテルの陰で埋もれていく。
これって、買う側と売る側の双方にとってめちゃくちゃ勿体無い事だと思う。

 



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