あえて練習しない日

時間の都合や諸々も理由で、“練習できない日”というのが
出てきてしまった時、あなたはどう感じますか?
私は専門学校時代、
「1日練習しなかったら、取り戻すのに3日かかる!」
・・・と、言われていました。
正直、「んなアホな。」・・・という思いでしたが、
科学的な根拠も何も分からないまま、その言葉を信じていました。
しかし、私の尊敬する先生がある日こう言ったのです。
「ただひたすら練習ばっかやってても、無意味やぞ。」(関西の方です。)
これはどういう意味なのか?
歌(音楽)というのは、言わば“アウトプット”です。
自分の持っているモノを外へ発信する、という事ですね。
それを、より自分が思う通りに発信する為に身に付けるのが“技術”で、
その技術を磨くのが“練習”です。
その先生が言いたかったのは、
『どれだけ技術を磨いても、発信する内容が薄ければ意味が無い。』
という事だったんです。
では、発信する内容を熱く、厚くするためにはどうしたらいいのか?
それには“経験”が必要だと思います。
しかしその“経験”は、必ずしも音楽の事だけに限らなくても良いと思います。
CDを聴く、本を読む、映画を見る、ライブに行く、旅行に行く・・・
練習以外にできる事はたくさんあります。
たとえ練習ができない日があっても、それをあまり気にする必要はありません。
技術をより活かすためには、自分自身に“インプット”していく日、
つまり『あえて練習しない日』も必要なんですね。