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声質はどう決まるのか?

 「しゃがれ声で歌えるようになりたい。」 という人に、
「ボイストレーニングで声質を変える事はできますか?」といった
質問をされることがあります。

 前項の“発声のメカニズム”でも書きましたが、“声”は、まず
『声帯』で“声の素”が作られ、それが頭蓋骨やのどぼとけ周辺の軟骨、
鼻の軟骨や骨のすき間で響く(共鳴)する事によって大きくなります


 そして、口、舌、アゴなどの動かし方や開き方によって『発音』が決まり
“声”になる、という事でした。


 ここから分かる事は、口、舌、アゴ、声帯のコントロールというのは
自分で動かせる部位なので、ここを使った『声質の変化』というのはトレーニングを
積めば可能
だというのに対し、頭蓋骨や軟骨といった部位で決まっている声質を
変化させるのは、ほぼ不可能だという事です。


 「しゃがれ声」というのは、声帯をコントロールすれば出す事が可能です
何も、酒やタバコでノドにダメージを与えなくてもいいのです。
長い人生をかけてできた「しゃがれ声」を、短期間で得ようと思うのなら
声帯のコントロールに力を注いだほうがよいでしょう。

 モノマネがとても上手な芸人さんなどを、テレビ等で見たことがあると思いますが、
彼らはしっかりとトレーニングを積み、声帯、口、舌、唇などをコントロール
する事で、本人に似せた声を作り出しているのです


 ・・・ここからは、少し私の主観的な意見になりますが・・・
「誰々に似た声を出したい!」と思うのは、目標を持つという点で考えれば
いいと思いますが、やはり自然体で出せる自分自身の地声が一番いいように思います。

 自分の持っている骨格といった体の構造に素直な声を出すことが、やがては
人を惹きつけて魅了するものになっていくのではないでしょうか?



 少し話がズレましたが、声質は骨格によってある程度までは決まってしまいます
しかし、声帯や口、舌、アゴなどの可動部をコントロールすることによって、
声質に変化を与えることは十分にできます。

 自分の持つ骨格(体の構造)と、脳によるコントロール
これらによって最終的な声質が決まるのです




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