地声を見つける方法

普段から裏声で話している人(女性によく見受けられます)、歌を歌う時にだけ変に
声がひっくり返ったり、裏声になってしまう人など、
自分の地声をよく認識出来ていない
人は、まず自分の“地声”を見つける所から始める必要があると思います。
何度も書いている通り、地声をコントロールする事が、裏声や表情豊かな
歌声を出すことにつながっていきます。
では、具体的にどうしたらいいのか?
実はとても簡単です。
簡単すぎて疑われてしまいそうですが・・・
まず、全身の力を抜きます。(その際、立っていても座っていても寝転がってても
構いません。)
リラックスして全身の力・・・変な力みなどを取って下さい。
その状態で「ア」と発音します。
・・・それがあなたの地声です。
一番あなたに合う、力強くて説得力のある、生まれながらにして備わった
本来の声です。
なんだか拍子抜けされたかもしれませんが、私の言ってきた大切な“地声”
というのは、今のそのケモノのようと言うか、気だるいうめき声というか・・・
その声なのです。
さて、ここからが難しいところです。
先程の方法で出した“地声”を維持したまま、果たして音程や音量の調節が
できるでしょうか?
ちょっと変化を与えようとした瞬間どこかに力みが生まれ、『いつもの声』
になってはいませんか?
その『いつもの声』を『いつもの声』にしてしまっているのは一体何なのでしょう?
原因はいくつか考えられますが、多くの場合は以下のいずれかに当てはまると
思います。
|
・アゴが固定されていない ・口の周りや唇の周りの筋肉が力んでいる ・口の開き方が毎回、変化する ・顔全体が力んでいる |
方法はいくつかありますが、一番手軽で安く上がるのは
割り箸を使った方法だと思います。
まずは2膳の割り箸を用意します。
それを寝かさずに起こした状態のまま、両側の奥歯で軽くかんで下さい。
口が大きい方は、太いほうを使ってみて下さい。
そうすると口が半開きの状態になり、発音しにくくなると思いますが、
そうなるのが正解です。
軽くかむ事で、のど周辺の力が抜けると同時にアゴが固定されます。
そのままさっきと同じように、リラックスして、一番出しやすい高さで「ア」と
発音してみて下さい。
また“地声”が出せると思います。
そして、そのまま割り箸をかんでいれば、音程や音量に変化を付けても
“いつもの声”に戻りにくくなると思います。
その時の、のどのリラックス感、声帯が開いている感覚、
アゴが固定されている感覚などをつかんで覚えておくと、
今後のトレーニングで役に立つと思います。
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