決め付けオンチの分析

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人間にとって“自信”というのはとても重要です。
それと同じく重要なのは“挫折”です。
この“自信”と“挫折”のバランスが崩れてしまうと、
いろいろな問題が起こります。
自信ばかり付いてしまうと、気が付いたころには
客観的に自分を分析できない自信家、通称【裸の王様】になってしまいます。
逆に、挫折ばかりして、自分はダメだと決め込み、
客観的に自分を分析できない悲観的で自虐的な人間になってしまうのも
良くありません。
私は歌う事に関し、“自信”から“挫折”へと進みました。
根拠のない“自信”だけを持ち、実際に初めて行ったカラオケで“挫折”
を味わった訳です。
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さて、ここからが大切です。
“挫折”で終わってしまった私は、
しばらくの間、歌うのが嫌になってしまいました。
その時すぐに、自分を分析できれば良かったのですが、
とにかくショックで、そんな事はできませんでした。
しかし、今なら分析できます。
さっそく、どういう事だったのかを見ていきましょう。
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まず第一に、“キーが高い(合っていない・取りにくい)”。
Mr.Childrenさんや、スピッツさんの曲は、
基本的にどれもキーが高い曲ばかりで、
Mr.Childrenさんの曲に至っては、音程の上下移動がかなり激しいです。
更には、コード以外のキーが使われている事も少なくありません。
コード以外のキーというのは、非常に取りにくいのです。
当時の私が知っていた曲は
どれもシングルでヒットしているモノばかり。
サビの最高音は、気違いかと思うくらい高いです。
上下移動も激しく、例えばMr.Childrenさんの【名もなき歌】のサビは、
1オクターブも跳躍します。
普段の会話で使わない音域。
それをいきなり歌で使うのは、思っているよりも難しいのです。
慣れない事をすると上手くできない、という理屈ですね。
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第二の分析は、“聴く”と“歌う”の違いです。
普段たくさんの音楽を聴いている事が、
『歌が上手い』事の保障にはならないのです。
もちろん、歌や音楽をするにあたって、
たくさんの音楽に触れる事はとても大切です。
歌が上手な人が、たくさんの音楽を聴いている
というケースはたくさんあります。
しかし、『聴いた量=歌の実力』という考えはちょっと短絡的ですし、
“どう聴いていたか?”も、非常に大切になってきます。
私はその事を理解していなかったのです。
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以上が、簡単な分析になります。
簡単過ぎますが・・・。
これで、“自分はオンチなんだと決め付ける理由”が
ハッキリします。
言い換えれば、分析で分かった結果を避ければ・・・
例えば、
『高いキーを避ける、またはキー・コントロールで下げる。』
『跳躍のあまり激しくない曲を選ぶ。』
などの手を打てば、上手く歌えるかもしれません。
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決め付けオンチの特徴は、
『自分はオンチで、何を歌ってもダメダメ。』
と、思ってしまうという点です。
・・・本当にそうですか?
私は上に挙げた2点、分析の結果を避け、
福山雅治さんの【Squall】や、【ひまわり】を歌ってみました。
もちろん、自信喪失の頃ですから上手ではありません。
しかし、音程はそれなりに取れて、キーも全て出ました。
とても小さなモノですが、自信を取り戻せたように思います。
あなたも『自己分析』という客観的な目線で自分を見てみると、
“脱・オンチ”の活路が見出せるはずです。
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