ライブ 開催 – 起業家、経営者のための、音楽ライブの開催の流れをご紹介
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起業家、経営者のための、音楽ライブの開催の流れをご紹介
こんにちは、GOです。
さて本日は、楽器が趣味の経営者・起業家の方向けに、「音楽ライブを開催するには、どうしたら良いのか?」という手順や方法、気をつけるべき点について、
大まかなアウトラインをご紹介してみたいと思います。
ご紹介をしていくそれぞれの項目について、一つ一つ細かくご紹介をしていく…というよりも、
全体の流れと、その際に考えるべき重要なポイントについてお伝えをいたしますので、
まずはイメージを掴む!という事で、ご参考いただければと思います。
ライブを開催する際に、絶対に外してはいけない項目とは?
それでは、ライブを開催する流れについて、ご紹介をしていきましょう。
ライブを開催するとなった時に、まず最初に考えるべき重要なポイントから、お伝えをしていきます。
それは何かというと、「ライブを開催する理由」です。
ライブを開催する上で、最も重要かつ絶対に外してはいけない項目は、「ライブを開催する理由」です。
ライブを開催するとなると、「会場はどうしよう?」「曲順(セットリスト)はどうしよう?」といった部分に目が行ってしまいがちですが、
「なぜ、そのライブを開催するのか?」
という理由を明確にしておかないと、ライブにおいて重要なパーツが揃わなくなってしまうのです。
それは何かというと、「お客さん」です。
お客さんは、ライブに行く理由がないとライブに行かない
ライブを開催する理由がなく、何となくのライブという事になってしまうと、
それはビジネスで言うなら「コンセプト設計ができていない状態」と似た状況となります。
コンセプト設計ができていない状態がもたらす結果を、
起業家や経営者の方であれば、よくご存じかと思います。
お客さんが集まらないのです。
第一線で活躍する、人気のアーティストですら、
・アルバムを発表したので、それをテーマに全国ツアー
・10周年を記念したドームツアー
といった、ライブを開催する理由をしっかりと作り、
コンセプトを仕上げてから動き始めます。
とは言え、ライブを開催する理由は、さほど作り込んだコンセプトである必要はありません。
良くある「ライブを開催する理由」としては、
新入社員の歓迎ライブ
会社の創立記念パーティーライブ
ハロウィンやクリスマスなどのイベントライブ
こういった理由、コンセプトが挙げられますね。
ライブを開催するには、まずこの「ライブを開催する理由」をしっかりとセットして、
コンセプトをハッキリとさせましょう。
これが結局は、会場選びやセットリストを決めることにも繋がってきますし、
何より、聴きに来てくれるお客さんの満足度や感動、あるいはファン化の部分に影響をしてきます。

ライブを開催する上で、まず最初にすべきなのは「ライブを開催する理由」をハッキリとさせて、それをコンセプトに仕上げる事
ライブを開催する「会場」を選びましょう
ライブを開催する理由、コンセプトがしっかりとしたら、次は会場を選びます。
もちろん、ライブを開催する理由やコンセプトに沿った会場を選ぶ方が良いですね。
では具体的に、どんな場所があるのかについて見ていきます。
一覧にすると、このような感じになります。
■ライブハウス
■演奏可能なレストラン
■演奏可能なレンタルスペース
■ホテルのホール
■会社所有の多目的スペース
それぞれに特徴がありますので、それらを整理した上で、ライブを開催する会場を選びましょう。
ライブハウスの特徴は?
ライブハウスの特徴は、まず絶対に防音であるという事です(笑)
ライブハウスなのに演奏禁止ということはあり得ませんので、
電子系の楽器を使う演奏であったり、大音量のライブとなる場合は、ライブハウスが最も無難です。
気をつけたいポイントとしては、基本的にアンダーグラウンドなイメージです。
あまり明るい、キラキラした印象ではない場合が多いですので、
コンセプトに合うかどうかは、事前に下見をされる方が良いでしょう。
もう一つの特徴しては、値段がやや高めに設定されていることと、
音響担当の方が自動的に付く事です(料金が高い理由の一つです)
音響さんがいない場合、たとえば「ライブでメインの演奏者の音が聞こえなかった」
といった事は、まず起こりません。
ですが、音響さんが不在の場合、「なんかドラムがデカくて他が聴こえなかったよね」といったことが起こる場合もあります。
演奏可能なレンタルスペースやレストラン
最近では、スペースを貸してくれるレストランや、
色んな目的で使えるレンタルスペースといったサービスもありますね。
こういったレンタル系の会場の特徴は、
コンパクトであることが多いのと、防音設備がないケースが多いことです。
ですが、お洒落な雰囲気の会場がとても多いですので、
コンセプトにどんぴしゃりな会場を探すのであれば、レンタル系が良い事が多いですね。
場合によってはケータリングサービスが付いている場合もあったりします。
気をつけるべき点は「演奏可能かどうか?」という点になります。
ホテルのホールや、会社所有のスペースの特徴
基本的に、何をやっても大丈夫というケースが多いですね。
ただ、ホテルのホールの場合は、お値段もそれなりです。
会社の所有スペースでライブができるというのは、
規模の大きな会社ならでは、という事になると思いますが、
料金以外には、特に問題となる部分は無いのではないかと思います。
ライブの開催場所が決まったら、セットリストを決めていきましょう
ライブを開催するコンセプトが決まり、
ライブを開催する会場が決まったら、次にセットリストを考えていきます。
もちろん、生演奏でのライブ開催ということであれば、
バックバンドのメンバー集めなどなど、他にも考えるべき事もあるのですが、
セットリストが決まる事で、どんなメンバーが必要なのかも、決まってきます。
場合によっては、全曲を一人で演奏し、伴奏はすべて音源、
というケースもありますが、
どちらのケースにしても、セットリストを先に決めておく方が、進めていきやすいでしょう。
セットリストを決める時のポイントは、
「みんなが知っている曲を、前半と後半に入れていくこと」です。
ライブを開催して、「やっぱり、社長ってすごいよね!」「あの起業家さんのライブ、凄い良かった!」といった印象を持ってもらうためには、
セットリストに「一緒に楽しめる曲がしっかり入っているかどうか?」が、とても重要です。
もちろん、ご自身の表現力やテクニックを披露するための曲が入っていても大丈夫ですが、
知らない曲ばかりだと、やはり満足度が下がります。
初めての方でも一緒に楽しめる曲として、みんなが知っている曲や、
「今このタイミングだからこそ、みんなが好きな曲」を入れていくのが良いでしょう。
今回のブログのまとめ
さて今回は、起業家や経営者の方が、ライブを開催する際の大きな流れについて、ご紹介をしてみました。
セットリストを決めた後、当日の動きなどもあるのですが、それについてはまた別ブログにて、ご紹介をしてみたいと思います。
そして、すでにお気づきの方も多いと思いますが、
ライブ開催の重要ポイントは、マーケティングととても似ているのですね。
そのため、経営者や起業家の方にとって、ライブの開催というのは、
「マーケティングなんだ」という事が頭の中で繋がった瞬間、
ものすごく盛り上がるライブを作り上げる方が多いです。
ぜひ、ご参考いただければ幸いです。

ライブ開催に重要な事は、マーケティングとほとんど一緒!