Wherever you are ドラム 初心者用アレンジのドラムパート譜
ビギナーアレンジの楽譜は、piascoreさんにて販売をいたしております。
全楽譜120円となっています。
ビギナーアレンジについて、講師GOのコメント

Wherever you areのドラムを、ドラム初心者の方が演奏するポイントは、
フィルインの連打です^^
この曲は、ゆっくりとしたテンポのバラードとなっていますので、基本パターンの練習にも、とても良いですね。
その中で入ってくる連打系フィルインを、上手に入れていけるかどうかが、ポイントかなと思います。
Wherever you are ドラム – ビギナーアレンジのデモ演奏
Wherever you are ドラムパートについて、練習ポイントを解説
こんにちは^^
女性のためのオンラインドラム教室【Natural Music】のドラム講師GOです。
今回は、ONE OK ROCKの「Wherever you are」のドラムパートについて、解説をしていきたいと思います。
Wherever you areのドラム、原曲の難易度は?
「Wherever you are」のドラムについて、原曲を演奏するとなると、
入門から初級レベルという印象です。
入門から初級レベルということは、簡単なのかな…と思われるかもしれませんが、
これは、簡単という意味ではなく、
「リズムをシンプルにしてもカッコいいので、
入門やドラム初心者の方にとって、良い練習曲になる」
という意味です。
原曲の、あの熱くてカッコいいドラムを再現しようと思うと、
とてもとても深いですので、
まずは、「パターンを習得するための練習」という意味で捉えて、
チャレンジしてみて頂ければと思います^^
Wherever you areのドラムを演奏する上でのポイントをまとめると、
ドラムが入る部分を、しっかりとカウントする
キメの部分を意識する
連打系フィルインで、遅れないようにする
といった部分になってくるかなと思います。
ビギナーアレンジの楽譜では、フィルインをなるべく、
シンプルな連打系にアレンジしてみていますので、まずは、
というくらいの意識で練習をされても良いかもしれません^^
Wherever you areのドラム ビギナーアレンジでの【練習ポイント】
Wherever you areのドラムを練習していく上でのポイントを、解説していきます^^
1.ドラムが入る部分を、しっかりとカウントする
これは、ぼく自身が高校時代、吹奏楽部でドラムを担当した時の経験談です。
曲によっては、しばらくドラムがお休み、という場合もあるのですね。
今回のWherever you areが、まさにそういった曲になります。
1コーラス目は、ほとんど全部お休みです。
そうすると、楽譜をしっかりとカウントして数えていても、
となってしまったりするのです。
その際、テンパってしまうと、もう訳が分からなくなってしまい、
テンパった状態で、何となく「ここだ!」と勘で入っても、大体の場合はミスります(笑)
ぼくは吹奏楽部時代、それで間違えて入ってしまい、
まったく違う場面でドーンと入り、めちゃくちゃ恥ずかしい経験をしたことがあります…
Wherever you areでたとえるなら、1コーラス目のサビの真っただ中…
ギターと歌でしっとり聴かせている1コーラス目のサビのど真ん中で、
ドーン!!!とドラムで入ってしまうイメージです。
ぶち壊しです…
ポイントは2点です。


2ができるようになれば、楽譜にかじりついてカウントしなくても大丈夫ですね^^
何度も曲を聴いて、入るところを覚えてしまう方が確実かなと思います。
2.キメの部分を意識する
キメ、というのは、
Wherever you areで言えば「僕らが出逢った日は」という歌詞の直後ですね。
この歌詞の後、2拍の間、音がなくなる空白となります。
この空白の手前などなどを、音楽全体がビシッと止まるように決めるのが、
「キメ」や「ブレイク」と呼ばれる部分となります。
ここも、ポイント1の「楽譜をしっかりとカウントする」というのと同じで、
自分だけキメをミスってしまうと、ものすごく目立ってしまってハズカシイのです…
ですので、どこにキメがあるのかをしっかりと確認して、
確実に音を合わせるようにしていきましょう。
Wherever you areでは、



この3つになります^^
3.連打系フィルインで、遅れないようにする
Wherever you areのドラムを演奏するにあたって、
技術的に難しいのが、この「連打系フィルイン」の部分だと思います。
たとえば、こんなフレーズですね。
この2つは、「3連系」と呼ばれる連打です。
正確には6連符となっており、かなり速いフレーズになっています。
初心者ドラマーの方の中には、
「曲がゆっくりだから、できそう!」と思ってチャレンジしたら、
この連打で止まってしまった…
という事になる方もいらっしゃるかもしれません。
まずはゆっくりと、手の運びと、3連系の打ち方について、
確認をしてみて頂ければと思います。
そして、ギターソロ手前のフィルインが、こちらです。
32分音符での連打ということで、
初心者ドラマーの方にとっては、やや悶絶気味となるかもしれない、
速いフレーズです。
Wherever you areは、テンポが87ほどだったと思いますので、
テンポ174での16分音符の連打と同じ速さですね。
初心者ドラマーの方の多くが、テンポ152~160の16分音符で、
手が動かなくなってきます。
このフィルインは、それよりさらに速い…ということになりますので、
もう何と言えば良いか…
ぐらいの、全エネルギーをここで使い切る勢いで、良いかもしれません。
初心者ドラマーの方にとって、自分が出せる最高速度の連打で、
対応できるかどうか…?
という速さとなるかと思いますので、
高速連打の練習として、ぜひじっくりとチャレンジしてみて頂ければと思います^^