楽器講師として楽しく仕事をしていくために、2021年に向けて進めたい3つの集客対策を解説
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2021年に向けて進めたい3つの集客対策とは?
こんにちは、GOです^^
さて今回は、2021年に向けて進めたい3つの集客対策というテーマにて、お話をしてみたいと思います。
今年2020年は、新型コロナウィルスの影響を受け、集客面で大打撃を受けた楽器講師の方々も、多いのではないかと思います。
特に、3月から4月、5月といった時期については、収入がゼロに近くなってしまった…という方もおられました。
緊急事態宣言が解除された後も、全ての教室で、全ての生徒さんが帰って来たという訳ではありません。
そして、このブログを執筆している2020年の12月末。
また新型コロナウィルスによる新規の感染者が増えているというニュースや、新型コロナウィルスの変異種が出てきているというニュースもあって、
対面で教室をしておられる楽器講師の先生方にとっては、「ちょっと、ホントにやめて…」という方も少なくないのではないかと思います。
今回は、そんな新型コロナウィルスを発端として、大きく時代が変わり始めた今年から、
それがさらに定着するであろう2021年以後に向けて、どんな対策をすればよいのかについて、
3つ、ご提案をさせていただければと思います。
それは一体何か?というと、
1.自分のウェブサイトを持つこと
2.ご自身のレッスンノウハウをまとめること
3.動画に積極的に挑戦すること
この3つとなります。
1.自分のウェブサイトを持つこと
実は、今年の新型コロナウィルスの状況の中でも、特に影響を受けていない人たちがいます。
それはどんな方々なのかというと、「自分のウェブサイトを持っていた人たち」です。
それは一体なぜ?というと、
自粛生活、Stay home、といった状況になった際、非常に非常にたくさんの人たちが・・・「ネットで検索」をし始めたからです。
楽器教室に限らず、お料理教室、お菓子教室、あるいは英会話教室、塾などなど、
「人に教える仕事」の多くが、オンラインレッスンへと移行をしていきました。
もちろん、楽器講師の方がそう簡単にオンラインレッスンへ移行できない事情は、
ぼく自身もドラム講師をしておりましたので、良く知っています。
特にドラム講師は、オンライン化がすっごく大変です(笑)
そもそも自分のドラムセットを持っていない人の方が、圧倒的に多く、
なおかつ、ドラムセットは一人一人、セッティングが違う・・・という、
何とも大変な事情を抱えているからです。
ここで重要なのは、オンライン化できるかどうか?という点ではありません。
色んな教室がオンライン化したことで、それを学びたい生徒さん側のみなさんも、
「オンラインで選ぶ」という動きが、一気に増えた・・・というのが重要なのです。
それまで、「近所にあるから、この教室にした」という人や、
「知り合いが通っているからこの教室にした」という人が、
一気に、「オンライン化した教室もあるみたいだから、オンラインで探そう!」という動きになったのですね。
そうすると、「教室のウェブサイト」を持っている人が、圧倒的に有利となります。
ウェブサイトは、「信頼感」に繋がります。
InstagramやFacebook、Youtubeだけやっているという楽器講師よりも、
自分自身のウェブサイトを持っている楽器講師の方が、信頼感が圧倒的に高いのですね。
それも、無料ウェブサイト作成サービスで作ったものよりも、
もしまだご自身のウェブサイトを持っていない場合は、
まず2021年、ご自身のウェブサイトを持っていただければと思います。

レッスンをする側のオンライン化が一気に進んだことで、それを探している生徒さんの側もオンライン化が一気に進んだ!
2.ご自身のレッスンノウハウをまとめること
2020年に一気に進んだものの一つとして、「短期間に学びたい人が増えたこと」も挙げられます。
これは一体どういうことなのかというと、
このような動きが起こり始めたからです。
そうすると、ご自身のウェブサイトを持っている教室に、「短期間で学べませんか?」という問い合わせが増える、という動きが起こり始めているのですね。
その際、ご自身のノウハウをしっかりと棚卸して、まとめた先生については、
そこから短期間で学べるレッスンを作ることができました。
たとえば、
3時間で音を出して、「きらきら星」が演奏できるようになる、フルートの短期集中レッスン
ピアノ中級者のための「紅蓮華」が演奏できるようになる、2日間集中レッスン
1時間集中レッスン、ヴィブラートをマスターするボイストレーニング
こういった、企画系の短期集中レッスンといったものを考えることができるようになります。
ご自身のノウハウをしっかりと棚卸して、どんなことが教えられるのかを整理した上で、
ウェブサイトから頂いたお問い合わせに対応しながら、どんなことが学びたいのかを聞くことで、
こういった、短期集中型のレッスンメニューを組むこともできますね。
そのためには、「自分自身の楽器講師としての強み」や、「なぜ選ばれているのだろうか?」といった点を、改めて整理をしておくことで、
素早く対応ができるようになります。
3.動画に積極的に挑戦すること
3つ目の対策のポイントは、動画へのチャレンジです。
これは何も、Youtuberになるというようなお話ではありません。
楽器講師をされている方なら、一度はご覧になったご経験があるのではないかと思いますが、
楽器の世界には、「教則ビデオ」がありますよね。
今ではYoutubeで、そういった教則ビデオの進化版のような内容を公開している方もおられますが、
それをより専門特化して、「必要な方には個別のアドバイスをしますよ」といった、
アフターフォローがセットになった教則ビデオを販売する、といった動きも活発になってきています。
勘の良い方でしたら、すでにピンと来られているかもしれませんが、
まず、楽器講師というのは、レッスンをオンライン化させるのが非常に難しいです。
生徒さんが楽器を持っていない、というケースも多いですし、
楽器を持っていたとしても、家で音を出せる環境にないかたも、多くおられます。
ですが、世の中の動きとしては「オンラインレッスン化」が、ものすごい勢いで進んでいますので、
レッスンを探す側の生徒さんも、オンライン化が進んでいます。
そうすると、インターネットで探して、「この先生、すごく良いなぁ!」となっても、
遠くて通えないケースも出てくるのですね。
その時、「教則ビデオもありますよ」となると、対応ができるケースも出てきます。
2021年は、よりそういった動きが加速する方向へ進むと思いますので、
動画へのチャレンジも、対策の一つとしてポイントとなります。
今回のブログのまとめ
今回のブログをまとめると、
2021年に向けて進めたい集客対策としては、
■1.ウェブサイトを持つ
■2.ノウハウの棚卸しをやって、短期集中レッスンに対応する
■3.教則ビデオに対応するために、動画にチャレンジ
この3つが挙げられます。
楽器講師を続ける以上、対面でのレッスンが最も良いのは、誰もが共通して感じている事です。
ただ、時代の流れに対応することも考えたい…という部分もありますよね。
その方向性としては、この3つが挙げられるのではないかなと思いますので、ぜひ、お考えになってみていただければと思います。