楽器教室 コロナ 現状 – オンラインレッスンに取り組む楽器教室、明暗を分けるのは「考え方」
今回のブログを動画でご覧になりたい方、もしくは耳でお聴きになりたい方はコチラ
オンラインレッスンに取り組む楽器教室、明暗を分けるのは「考え方」
こんにちは。音楽教室専門のウェブサポートを行っております、GOです。
さて今回は、オンラインレッスンに取り組む楽器教室について、明暗を分ける「考え方」を、お伝えをしてみたいと思います。
2020年に、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が出されてから、
レッスンがほぼ全てキャンセルとなってしまったり、その後も対面レッスンが減るなど、
2020年という年は、楽器教室にとって大きな変革が迫られた1年だったのではないかと思います。
そんな中で、「これはオンラインレッスンに移行しなければ」ということで、
オンラインレッスンに本格的に取り組み始めた楽器教室の先生も、多かったのではないでしょうか。
楽器のレッスンというのは、オンライン化するのがとても難しい分野の一つです。
実際にオンラインレッスンに取り組まれた楽器教室の先生方の中にも、
などなど、主に、
こういった課題について、悩まれているのではないかと思います。
それに何より、
「オンラインレッスンに対して、手応えが感じられない」
といった、何だかモヤモヤとされた状態の先生方も、多いのではないかと思います。
そうすると、
このような苦しい状況になってしまいます。
この状態を解消するために、最も重要な事は何か?というと、それこそが「考え方」なのですね。

考え方を変えると、現実が一瞬にして変わります。
オンラインレッスンについて、ちょっと違う角度から見てみましょう
道具には何にだって、『得意なコト』と『ニガテな事』がありますね。
たとえば、グランドピアノとアップライトピアノ。あるいは、生のピアノと電子ピアノ。
それぞれに『得意なコト』と『ニガテな事』があります。
ピアニストであれば、そういったそれぞれの楽器の特徴や、得意な部分をよく理解して、
それを活かすように演奏をされているのではないかと思います。
ぼくもプロドラマー/ドラム講師として、
『フルセット』『コンパクトな生ドラム』『電子ドラム』の3種類ほどの楽器を、
それぞれの得意なコトが活きるように、使っています。
その考え方と同じように、「対面レッスン」と「オンラインレッスン」では、
それぞれ『得意なコト』と『ニガテな事』があるのです。
つまり、
だという事ですね。
ですので、手応えが感じられないのは、ある意味では当然なのかもしれません。
では、オンラインレッスンの『得意なコト』って一体なに?というと、
まず、オンラインレッスンを大きく二つに分ける事で、分かりやすくなります。
【オンラインレッスンを大きく二つに分けると…】
1.リアルタイムによるオンラインレッスン
2.リアルタイムではないオンラインレッスン
この2つです。
それぞれ、得意なコトが違いますので、分けて見ていきましょう。
リアルタイムでのオンラインレッスンが『得意なコト』は?
それではまず、リアルタイムでのオンラインレッスンが『得意なコト』から見ていきましょう。
具体的な例を挙げてみた方が分かりやすいと思いますので、
3つほど、具体例をご紹介いたします。
これらは、ZOOMやSkypeを使った、リアルタイムでのオンラインレッスンに向いています。
つまり、先生としても手応えを感じやすく、生徒さんも満足度が高くなるケースが多い、
という事になりますね。
リアルタイムではないオンラインレッスンの『得意なコト』は?
そもそも「リアルタイムじゃない、オンラインレッスンって、何!?」という楽器講師の方も、
おられるのではないかと思います。
そこでまずは、リアルタイムではないオンラインレッスンが一体何か?という事を、ご紹介いたします。
と言っても、全くムズカシイ話ではありません。すでにみなさんもよくご存じです。
【リアルタイムではないオンラインレッスン】
1.録画した動画によるレッスン
昔からある教則ビデオもそうですね。今だったら、Youtubeに無料講座としてアップしている方もおられます。
レッスン料をいただいている生徒さんには、一人一人に合わせた個人動画レッスンをお送りすることもできますね。
2.録画してもらった動画へのアドバイス
生徒さんが演奏されている様子を動画で撮影したものを送ってもらい、その動画に対して先生がアドバイスをする形です。
アドバイス形式は、メールなどの文字によるアドバイスと、動画メッセージによるアドバイスがありますね。
これらが、リアルタイムではないオンラインレッスンという事になります。
そんな、リアルタイムではないオンラインレッスンの『得意なコト』は、
これらが、リアルタイムではないオンラインレッスンの得意なコトです。
こちらも同じく、生徒さんの満足度がアップしやすいですし、楽器講師の先生方も手ごたえを感じやすいですね。
オンラインレッスンは、考え方が変わる事で一気に道が拓けていく
ここまでお読みいただいた楽器講師の方であれば、
と、お気づきになられた方もおられるのではないかと思います。
その「気付き」こそ、まさに実際に上手くいっている人が行っている、オンラインレッスンの形なのですね。
それでは具体的に、上手くいっているオンラインレッスンの形をご紹介いたします。
今回のブログのまとめ
新型コロナウィルスの影響によって、起こった変化の一つに、
「実際に、対面で人と会うことの価値が高くなった」
という事があります。
今回、ご紹介をさせていただいた内容は、オンラインの得意なコトを活かしたレッスン方法です。
使う道具、ツールの『得意なコト』を活かしていますので、
先生も手応えを感じやすくなるかと思いますし、生徒さんの満足度もアップしやすくなるでしょう。
そうすると、何が起こるのか?というと、
という事が起こってくるのですね。
楽器レッスンにとって、やはり対面レッスンはとても大切です。
何が一番良いレッスン方法かというと、間違いなく対面レッスンなのです。
それは、ぼく自身も一人の演奏家として、痛感をしています。
こんな状況でなければ、今まで通りに対面レッスンが続いていたでしょう。
ですが、前を向いて進んでいく必要があります。
そして、前を向いて進むなら、活用するツールの『得意なコト』を活かす方が、良い方向へと進みやすいのですね。
そうすると結果として、なんと、
「対面レッスンの価値がよりアップする」
という現実が出てきたのですね。
今回、ご紹介をさせていただいた『オンラインの得意なコトを活かしたレッスン』
を進めていただく事で、より対面レッスンの価値が高まっていきます。
そうすると、
という生徒さんも出てくるでしょう。
ぜひ、ご参考にしてみていただければと思います。
「レッスン料金を下げないといけないかな…」
「もっとメリットを伝えないと…でも売り込みみたいになってしまう」
「もう楽器講師そのものをやめなくちゃいけないのでは…」