神戸市では2026年3月現在、中学校の部活動を地域の団体に移行する取り組み「コベカツ」が進められています(2026年9月から完全移行)
これまで学校の先生が中心となって運営してきた部活動ですが、少子化や教員の働き方改革などの背景から、地域クラブへと移行する流れが全国的にも進んでいます。
神戸市はその中でも、全国的に早めの移行となっており、政令市例都市では全国初となります。
その中でも、多くの保護者や生徒が気になっているのが、
「吹奏楽はどうなるの?」「消えてしまうの?」
という点ではないでしょうか。
この記事では、神戸市の部活動地域移行であるコベカツの概要と、コベカツ吹奏楽の仕組みについて、保護者や中学生にも分かりやすく解説します。
コベカツとは?神戸市が進める部活動地域移行

コベカツで、中学校から吹奏楽が消えるー!って話も聞くけど、あれは大袈裟なんだニャ。

コベカツの吹奏楽団体として、2026年3月現在、約60ほどの団体が登録しており、そのうちの9割以上が、中学校での活動となっているワン。

基本的には「通っている中学校で、そのまま吹奏楽ができる」という理解でOKだと思うニャ。

ただ、いくつか違う点もあるんだワン。

個人的に「はぁ?」と思う点もあるニャ・・・

お、落ち着いて話を進めるんだワン。
コベカツの基本的な仕組み
コベカツとは、神戸市が進めている「部活動の地域移行」の取り組みです。
正式には「KOBE◆KATSU(コベカツ)」と呼ばれています。
これまで中学校の部活動は学校の先生が顧問となり、放課後や休日に指導を行う形で運営されてきました。しかし現在は
・教員の長時間労働
・少子化による部員減少
・専門指導者の不足
といった課題があり、従来の部活動の形を維持することが難しくなっています。
そこで神戸市では、学校の部活動を段階的に終了し、2026年9月以降は、地域のクラブ団体が活動を担う仕組みへと移行する方針で進められています。
神戸市ではいつから部活動がなくなる?
神戸市では2026年8月をもって、公立中学校の部活動が終了する予定です。
それ以降は、各競技や文化活動ごとに登録された地域団体が活動を運営します。
生徒は学校の部活動ではなく、地域のクラブ団体に参加する形になります。
この地域クラブの仕組み全体を指す言葉が「コベカツ」です。
コベカツ吹奏楽とは?部活動との違い


一言でいうと、「管理する人(組織)が変わる」という感じかニャ?

これまで、活動を管理していたのは先生(学校側)だったんだワン。
それが、民間に変わるという感じだワン。
それによって、様々な変化が起こっている…という感じだワン。

管理する側が先生(学校側)だった場合、練習する場所も、使う楽器も、全て学校の所有物だったため、特に何も気にしないで良かったニャ。

管理する側が民間になる事で、それらを「借りる」という形になるんだワン。

民間が管理するんだから、学校以外からも参加者を募ってもいいし、参加費も自由に決められるニャ…

クラブ活動と、習い事の中間…
教育事業と民間事業の中間…
今のところはそんなイメージで良いと思うワン。
吹奏楽は地域の団体が運営する
コベカツ吹奏楽とは、神戸市の部活動地域移行の中で、
吹奏楽活動を地域の団体が運営する仕組み
となります。
これまで中学校の吹奏楽部は、学校ごとに活動していました。
しかしコベカツでは、学校ではなく地域の吹奏楽団体が活動の主体になります。
神戸市に登録された団体が、中学生向けに吹奏楽活動の場を提供する形になります。
学校単位ではなく地域単位の活動
従来の吹奏楽部は「学校ごと」の活動でした。
一方でコベカツ吹奏楽では
・地域ごとの団体
・民間の吹奏楽団
・音楽教室
などが団体として登録され、中学生の受け入れを行います。
そのため、同じ学校の生徒だけではなく、複数の学校の生徒が同じ団体で活動するケースも増えると考えられています。
コベカツ吹奏楽の費用はいくら?
部活動より費用が上がるケースがほとんど
コベカツ吹奏楽で多くの保護者が気にしているのが費用だと思います。
これまで学校の吹奏楽部では、部費が月に500円程度というケースも多くありました。
しかし地域クラブになることで、団体ごとに費用設定が行われるようになります。
神戸市では活動費の補助制度がありますが(一人当たり月1,500円 ※2026年3月現在)、それでも団体によっては月会費が3000円~5000円になる場合もあります。
団体ごとに費用や活動内容が異なる
コベカツでは、各団体が独自に活動を運営します。そのため
・月会費
・練習回数(週に1回~5回)
・指導体制
などは、団体ごとに違いがあります。
例えば
・週1回の活動
・週2回以上の活動
・プロ講師が指導
といったように、各団体で活動内容の質に差が生じることも特徴だと言えるでしょう。
そのため、参加を検討する際には団体ごとの情報を比較することも重要かもしれません。
・通っている中学だと参加費が高い、となりの中学での活動だと半額以下。でも送迎が生じる…
など、保護者としては考えることが増えてしまうかなと思います。
団体側も、できるだけ情報をしっかりと公開していく事が大切です。
コベカツの吹奏楽の費用について、詳しくはコチラの記事でもお伝えをしています。
神戸市のコベカツ吹奏楽団体はどれくらいある?
2026年3月現在、登録団体は約60団体
2026年3月現在、神戸市のコベカツ吹奏楽には約60団体が登録されています。
神戸市内には約80の公立中学校があるのに加えて、新たに設立される団体もあるかと思いますので、まだ変動するかなとは思います。
地域ごとにさまざまな吹奏楽団体が中学生の受け入れを予定しており、活動場所や活動日も団体ごとに異なるため、
自宅から通いやすい団体であることはもちろん、違いを良く確認することも大切かなと思います。
お住いのエリアの団体情報は、検索ページで確認できる
コベカツ吹奏楽の団体情報は、絞り込み検索で確認することができます。
エリアや活動曜日、募集楽器などの条件で探すことで、自分に合った団体を見つけやすくなります。
吹奏楽団体の一覧はこちら
コベカツ吹奏楽を選ぶときのポイント
活動場所と通いやすさ
コベカツの吹奏楽団体は、全体の約9割が中学校での活動を考えている様子です。
そのため、基本的にはお子さんが通っている中学校での吹奏楽団体について検討いただく形でOKかなとは思います。
ただ、各団体ごとに方針や参加費などが大きく異なるので、情報収集は重要なポイントです。
自宅から通える距離かどうか、送迎が必要なのか、公共交通機関で移動できるかなどを事前に確認しておくと安心です。
活動曜日とスケジュール
団体によって
・平日中心
・土日中心
など活動日が異なります。
また、週1回から、週5回までと、活動の多さにも差がありますので、
塾や他の習い事との両立も考えて選ぶとよいでしょう。
募集している楽器
基本的にはどんな楽器でも大丈夫だとは思いますが、
吹奏楽という特性上、「自分の第一希望の楽器以外を任されることもある」という点については、事前に保護者の方々のご理解を賜れましたらと願います。
また、吹奏楽団体によっては、募集している楽器が限定されている場合もあります。
特定の楽器をどうしても希望する場合には、募集状況を事前に確認するか、あるいは団体の代表者と相談されることをオススメいたします。
まとめ|コベカツ吹奏楽は新しい部活動の形
神戸市のコベカツは、これまでの学校部活動とは大きく異なる新しい仕組みです。
吹奏楽活動も学校単位ではなく、地域の団体が運営する形に変わります。
そのため
・活動場所
・費用
・活動内容
など、団体ごとに違いが生じるというのが、一つのポイントかなと思います。
中学生が安心して吹奏楽を続けるためには、団体の情報を比較しながら、お子さんと保護者に合った活動場所を見つけることが重要になります。
神戸市のコベカツ吹奏楽団体は、一覧ページから検索することができます。
ぜひ自分に合った吹奏楽団体を探してみてくださいね。



